4月22日はアースデイ! 「地球を修復する」ために私たちが知るべきこと。

昨日はアースディという事で、JR成田駅にて「気候マーチ0422~あと4年未来を守れるのは今」アクションに参加してきました。街宣用のスピーチも用意したのですが実際は使わなかったので、ブログで紹介したいと思います。(本番はマイクリレーのフリートークでした)

あと4年 未来を守れるのは今┃環境と未来を守るための署名に参加してください

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癒しの生ギター演奏をBGMに、20代の若者がマイクを握っています

 昨年は、新型コロナウイルスによる世界的なロックダウンで経済活動がスローダウンしたことにより、CO2排出量が一時的に減少したことが話題となりましたが、現在は、コロナ・パンデミック前のレベルを超えてしまいました。今一度、ゴミを減らす、マイバッグを使う、省エネを実行する、ぜひお願いします!

 

激化する異常気象から命を守る

最近の異常気象、激化する豪雨や猛暑、寒波について思い出してみましょう。日本に住む私たちは、今、毎年のように自然災害に襲われていますが、これらは地球温暖化が原因とも言われています。 昨年夏の熱中症救急搬送は全国で6.5万人、2018年から3年連続で年間100名以上が、熱中症で命を落としています。

2年前の千葉県、9月、房総半島に上陸した台風15号では、死者9名、負傷者160名、建物被害約95,000棟、送電線の破損から6万戸あまり10日間の停電が続くなど、被害は甚大でした。このように、異常気象がもたらす自然災害の猛威から、命を守るために、私たちは何ができるでしょうか。

気候危機は、将来の危機ではなく、私たちの日々の暮らしに迫る危機です。人間を含む地球上のすべての命が、危険にさられることになります。

皆さん、ゴミを減らす、マイバッグを使う、省エネを実行する、ぜひお願いします!

 

気温上昇で表面化する8つのリスク

パリ協定では、世界の平均気温上昇を2度未満(できるだけ1.5度未満)に抑えることが目標として掲げられていますが、すでに2017年時点で約1度上昇しています。皆さんは、気温が上昇することのリスクについて、ご存知ですか。

IPCCの第5次評価報告書は、このまま気温が上昇を続けた場合のリスクには、、、

  • 水害による健康障害や生計崩壊のリスク(高潮や沿岸部の洪水、海面上昇、大都市部への内水氾濫)
  • 熱波による死亡や疾病
  • 気温上昇や干ばつによる食料不足や食料安全保障の問題
  • 水資源不足と農業生産減少

などが上げられています。温暖化の進行を食い止めるためには、温室効果ガス(CO2など)の排出量を減少させていくことです。皆さん、ゴミを減らす、マイバッグを使う、省エネを実行する、ぜひお願いします!

 

残された時間はあとわずか

国連環境計画(UNEP)は、毎年着実に温室効果ガスの排出量を減らしていかなければ、2025年には地球温暖化を1.5度に抑えることができなくなると警告しています。

私たちには、あと4年しか残されていません。今年生まれた赤ちゃんが4才になる頃、日本は、世界は、地球は、どうなっているのでしょうか。今と同じ環境であるためには、皆さん一人一人の自覚と行動に委ねられています。皆さん、ゴミを減らす、マイバッグを使う、省エネを実行する、ぜひお願いします!!

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他には「良い環境のためにポイ捨て✖」「未来を守るCO2削減」

「NDC最低62%!」のプラカードもありました

 

原発は解決策にならない

政府は、原発を再稼働させることによってCO2を削減しようとしていますが、原発は、私たちの暮らしに、安全と安心をもたらしてくれるのでしょうか。チェルノブイリ原発事故から33年、東京電力福島第一原発事故の発生から10年がたっても、収束とはほど遠い状況です。 

福島第一原発では、放射能汚染水が溜まり続け、除染や廃炉の作業は今後40年以上続きます。まだ生まれていない世代にも、負担を強いることになります。原発事故を経験した私たちにできることは、原発への依存を終わらせ、自然環境への負担が少なく、小さなコストで、地域コミュニティが関わることのできるエネルギーへシフトすることです。私たち、ひとり一人ができることもあります。ゴミを減らす、マイバッグを使う、省エネを実行する、ぜひお願いします。

 

いまがエネルギー政策を変えるチャンス

世界で上から5番目に温室効果ガスを出す日本では、石炭火力発電と原発をやめること、自然エネルギーの普及を急速に拡大すること、そのためには、政治的なルール作りが必要です。

政府は現在、「エネルギー基本計画」の見直しという、日本のこれからのエネルギー政策の方針を決める重要な議論を進めています。エネルギー政策を変えるチャンスです。いま私たちが声を上げることは、今年、選挙を控えている政治家に、市民が気候危機へのアクションを求めていると、伝えることにもつながります。今が、チャンスの時です。

 

本日、私たちは全国各所で、「気候マーチ0422」を行っています。

化石燃料原発も使わない、持続可能な再エネ100%の気候・エネルギー政策への転換、温室効果ガス削減目標の大幅な引き上げを求めて、声を上げています。

 

私たちにつきつけられたイエローカードを、レッドカードにさせないためには、私たち一人一人の行動の変化も求められています。私たち、ひとり一人ができること、ゴミを減らす、マイバッグを使う、省エネを実行する。そして、気候危機対策を積極的に進める政治家を、選挙で選びましょう。ぜひお願いします。END

 

風が強く本当に寒かったけど、行動を起こしてよかったです✨

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日も 明日も HappySmile😊